たくさんの情報に惑わされないように
近年では家づくり情報が溢れてしまっていて、何を信用していいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
正しい基礎知識をしっかり把握して家づくりに役立てましょう。
何を信じればいい?情報が氾濫してわからないという人は・・・
現代は、情報化社会によって様々な情報を簡単に入手できます。
しかし、便利になって簡単に情報を得ることができてしまう反面、何を信じていいかわからないというデメリットもあるのです。
「昨年までは家づくりや土地の購入はよかったなぁ」という意見がありますが、実際の数字で評価してみると、住宅ローンの金利も上昇していないし、地価も特別なところ以外はそれ程上がっていないのです。
また、ひとり歩きしてしまった言葉もあります。
シックハウス、耐震構造、外断熱がそれにあたるのですが、外断熱が良いと騒がれていても、実際どのような利点があるかは曖昧なのです。
ひとり歩きした情報をうのみにしていませんか?
家づくりに関しての情報はたくさん存在しますが、以下の中でホントかウソかあなたは迷わず判断できますか?
1.物件や土地の広告にある「駅から徒歩5分」は本当に5分で到着する?
A.この数値は80mを1分として換算したものなので、実際に歩いて出した数字ではありません。信号機や坂道があればその分時間もかかってしまうので「ウソ」ということになります。
2.沼や川が入った土地の名前は避けた方がよい?
A.「ウソ」です。
昔は水に関した土地であった、という目安にはなりますが、必ずしもそうとは限りません。区役所などで調べればわかります。
3.「100年住宅」を宣伝している住宅は本当に100年もつ?
A.日本の住居の平均寿命は、26年と言われています。これからの建物は長持ちするようにつくられると思いますが、実際100年長持ちした家は存在しないので「ウソ」になりますね。
これらはほんの一部に過ぎませんが、他にもホントと言いきれない情報が沢山あります
家づくりは自分のいい方向に考えがちで、話をうる覚えだったりすることがよくあります。
関心のあることやわからないことは、その時に専門家や担当者に聞いてみるのが一番です。
曖昧なままにしておかず、ちゃんとした知識を知っておくことで、他の情報や噂に惑わされず確かな情報を見極めることができるでしょう。