家作りがキッカケで家族の中が深まったエピソード
家を建てる動機はその家族によって違いがあり、夢や悩みがそれぞれにあります。
思い描いていた理想の家を作る為に努力をし、それを叶えた方のエピソードを紹介します。
私は看護師として働いています。
主人とは離婚をしていますが、小学生の娘と中学生の息子と一緒にアパートで暮らしています。
ですが、看護師という仕事は昼夜構わず仕事があります。
なので、家族との時間があまりありません。
難しい年頃という事もあり子供たちとは会話も減り、段々と心が離れていく様な不安を感じ始め、悩んでいました。
両親は健在ですが、私が夜勤がある時だけアパートに来てもらい、面倒を見てもらっています。
実家も小さい家なので私たちとは一緒に暮らせません。
なので、いっそのこと2世帯住宅を建てて私の両親と私たちで暮らしていけないかと考え始めるようになったのです。
ですが、お金の面でも心配があります。
もう30代も半ば、ローンを組むとなっても私1人で頑張らなければいけません。
返し終わるのも60歳を超えるし、不安が多くありました。
でも、子供たちとも何度も何度も相談し家を建てる事が決定したのです。
2世帯住宅とは言えないような家ですが、私たちと私の両親が暮らしていくには十分な広さ。
両親が少し援助してくれたお陰で、土地も良い所を購入出来ました。
そして何よりも、家を建てた事によって家族の会話が増えて一緒にいる時間が増えました。
子供たちも片づけなどの掃除や、家事などを手伝ってくれる事が増え、両親とも毎日仲良く遊んだりしています。
家作りにはお金に関しての大きな不安がありましたが、その事については家族が不安をぬぐってくれました。
今回の事で、家族の絆が強まり仕事もより頑張っていこうと思えるようになり、家を建てて本当に良かったと思っています。
「家を建てる」という一大イベントを家族みんなで話し合って乗り越えていく事で、今回の家族はより深い絆で結ばれました。
家づくりは、家を建てるだけではないのです。
それぞれの家族の想いを形にして、より一層家族との中を深める為に家を作る事もあるのです。