住宅を建築する際に、天然の建築材料を使って家づくりをしたいとこだわりを持っている方も多いかと思います。
そんな天然の建築材料には様々な種類があります。
今回はその中の数種類の天然材料を使うことによって起こるメリットをご紹介します。
■木材のメリット
木材を使用するメリットは、強度があり見た目にも美しいという点です。
昔の家を見てみると、他のものは壊れていたり、傷みが激しかったりしているのに、柱などの木材の部分はあまり変わりないことがあるのですが、これが木材の強度が高い証拠です。
また、加工がしやすく様々な加工を行うことができます。
■石材のメリット
石材を使用する一番のメリットはやはり傷が付きにくいことや、熱や紫外線には強いというメリットがあります。
また、大理石などを使えば、高級感を生み出すことができたり、その色合いが美しいという点から住宅の中で利用を考えている方も多く見られます。
■土のメリット
近年ではあまり見られなくなりましたが、昔は土を材料として壁などを作られていました。
土のメリットは。火を通さないため、耐火性や断熱性に優れているという点です。
夏は家の中が熱くなりやすいのですが、土を使うことによって熱を防ぎ、萌ひろがないというメリットがあります。
■タイルのメリット
タイルは天然ではないものの、自然素材を使っているものも多く、外にも家の中にも使いやすいというメリットがあります。
また、耐久性が高いため、家に使用することで家の保護にも活用することができます。
■草のメリット
草が住宅の中で使われている部分は、例えば床材として麻やココヤシ、他にも畳にイグサや藁が使用されています。
草を利用するメリットとしては、通気性がよく消臭効果があること、そして肌触りがよく気持ちの良いことなどが挙げられます。
このように、天然材料のそれぞれにメリットがあることが分かっていただけたかと思います。
ぜひ家づくりではこうした素材にも注目して選んでみてはいかがでしょうか。
天然材料を場面ごとに上手に選ぶことが大切です。