家づくりで失敗する原因には意外な事もある
家づくりをした方で、「失敗した!」と感じる方は意外にも多いです。
入念に考えたつもりでも、住んでいるうちに不便に感じる事が多くあるのです。
「思い込み」や「固定概念」が強すぎていませんか?
マイホームを建てる際には、憧れが強すぎて家づくりを難しくしている人がいます。
「ここはこうでなくてはいけない」という固定概念や思い込みが強すぎて、他人からのアドバイスを受け入れない事もあり得るのです。
例えば以下の様な強い憧れや固定概念です。
収納のスペースは出来るだけ多くしたい
キッチンもリビングも寝室も収納があって、それ以外にも納戸が欲しい。
物が溢れていると見栄えが悪いから収納を多く作って隠したい。
オシャレな出窓に憧れている
朝起きたら出窓を開けて風邪を取り込む事に憧れを持っている。
出窓に花や季節の装飾品を飾りたい。
以上のような家づくりに憧れを持つ人が多くいます。
どれも良いアイデアだとは思いますし、間違った事を言っているわけでもありません。
ですが、本当に必要な物なのかしっかりと考えていますか?
自分の生活に本当に必要なのかを考える
上記に挙げたような事が実際の家づくりに反映されたとしても、住んでみると使い勝手が悪かったりと不便な事もあるのです。
例えば収納についてですが、収納スペースを多く作ってしまった事が原因で物が多くなってしまう事もあります。
キッチンだと収納があるからと食品を多く買いすぎてしまい、賞味期限が過ぎてしまった食品が増えて捨てる回数が多くなってしまったりする事があります。
納戸についても広すぎると、物が溢れかえってしまい、どこに何を置いたのかわからなくなったり、着なくなった服や使わない布団などが増えていき、捨てる習慣が無くなってしまう事も考えられます。
出窓についても、最初は綺麗な花を置いたり小物でインテリアを楽しむ事が日課にはなりますが、2年3年と長く暮らしていくうちにティッシュボックスや新聞、本の置き場になってしまうなど、自分が描いていた憧れの家のイメージとはかけ離れた物になってしまうのです。
このように憧れで家を作ってしまうと、時には失敗してしまう要因にもなるので、注意が必要なのです。