欠陥住宅は見極めが重要
近年では、欠陥住宅という言葉をよく耳にするようになりました。
住宅の欠陥はあってはならない事ですが、家も生き物なので不具合は出てくるものなのです。
ここで見分け方や、原因を知り、不安を解消させていきましょう。
未然に防ごう!欠陥の原因を追究する
一戸建ての欠陥減少は、原因も様々あります。
作業者が故意的に手を抜いてしまうイメージがありますが、それだけではありません。
木の伸縮で不具合が発生したり、養成期間の中で発生してしまうケースもあるでしょう
大切なのは、不具合がどうして起こってしまったかという事です。
主な原因と見分け方について
雨漏りについて考えられる原因(見分け方)です
・防水シートの施工不良(雨漏りしてから気づくことがほとんど)
・窓枠不良、ベランダの取り付け部分の不良(窓のコーキング部、取り付け部分の接合部を確認)
・屋根勾配と屋根がうまくかみ合っていない(雨が降った翌日に屋根裏を覗き、シミがないか確認)
外壁・内装の亀裂
・不同沈下(基礎が弱くないか、地盤調査などの結果を確認する)
・窓枠やドア枠不良(床下や故屋根を確認する)
床鳴り
・不同沈下
・仕上材の不良
・ムク材が乾燥・伸縮する
(力を入れてドンドンと歩いてみたり、軽く飛び跳ねて音を確認)
欠陥事項として一番多いのが、雨漏りです。
その次に多いのが、外壁や内装の亀裂になります。
水を使わない施工であれば問題ありませんが、湿式の場合は注意が必要です。
最近では珪藻土が人気なので、施工者が知識を持って打ち合わせし、後でひび割れが起きないか事前に確認しておきましょう。
手遅れになる前に!不安になったらすぐに質問する
一番重大な欠陥現象は、後から直すことが不可能な、不同沈下と構造上の施工不良です
これ以外の不具合は、ほとんど後からで直すことが可能しょう。
ですから、基礎から骨組みまでの工程は、一番配慮が必要になってきます。
現在の家づくりの材料や部品は。職人さんというよりも熟年した技能を持っている作業者が行っていくことが多いように感じます。もしも現場で不安や疑問を抱いた場合は、質問してみましょう。機会があれば、現場作業者の方の経験や、知識もあわせて聞いてみるのも良いと思います。
裁判にもなりかねない欠陥住宅ですから、疑問点は早めに相談することが先決です。