家づくりの流れと依頼先探しについて
住宅建築の流れと工程は?
子どもが大きくなったから賃貸アパートでは手狭になってきた、家族それぞれの自室が欲しい、貯金が目標額に到達した・・・など、何かのきっかけで持ち家の購入を検討した時には、どんな流れで進んでいくのでしょうか。
まず最初に行うのがイメージ作りです。
家族人数、職場や学校などとの通勤・通学のルートや区域、生活パターンやスーパー等の立地条件を含む、様々な住居イメージを作っていきます。
その上で、貯蓄額や頭金、収入を計算して予算を算出していきます。
その後に、メーカーなどの建て売りや見学会等に参加したり、伝手や身近な評判などを聞きながら依頼するメーカーを決めましょう。
あらかじめ建てたい土地の目星をつけたり、地域だけでも決めておくと依頼先が決まったあともスムーズに運びます。
依頼先が決まり、契約が済んだら工事、入居というのが一般的な流れです。
一生に一度の家づくりは慎重に
新築での購入時に一番大切とも言えるのが依頼主探しです。
土地の金額は地域の相場や立地条件等で決められており、売主との売買契約になりますが、建物はメーカーによって金額もピンキリ、デザインや重点をおく箇所も様々です。
大きく分けると主に建築家・工務店・ハウスメーカーの3つになりますが、建築家は図面や間取りなどの専門家ですので他とは違った個性ある家づくりを可能にします。
工務店は地域密着型が多く、比較的安価であったり、その地域の特色を活かした家づくりを得意としたり、全国展開のハウスメーカーでは信頼度も高く施工途中での倒産等の心配が限りなく少ないことや、プランの豊富さ等が魅力的です。
どんな家が作りたいか、予算がどれくらいあるか、店舗の雰囲気やアフターフォローなどを総合的に見て、長く付き合って行けるところへ依頼しましょう。
家というのは基本的に建てて終わりではありません。
数年おきの保守点検や保障期間内の機器の確認、築年数経過後のリフォームなど、建築後の付き合いもありますし、地震の多い地域では耐震性に力を入れているメーカーを選択するなど、一生に一度の建築だからこそしっかりと選択することが重要です。