住宅性能評価制度と長期優良住宅法、メリットがあるのはどっち？

投稿日 : 2017年1月20日 | カテゴリー : コラム

宅性能評価制度と長期優良住宅法は、どちらも利用することで税制に対して優遇されるといったサービスが受けられます。

では、その他にどんなメリットがあるのでしょうか？

今回は2つの制度・法律のメリットの違いについて、ご紹介します。

2つのメリットを比較してみると、住宅性能評価制度では、民間金融機関から借りられる住宅ローンで金利の優遇があったり、耐震等級によっては地震保険が割引となるなどのメリットがあります。

一方、長期優良住宅では、所得税減税や登録免許税の軽減、フラット50の創設によって最長50年で住宅ローンを借りられることができるだけでなく、フラット35Sでも金利優遇がみられるなど、住宅性能評価制度以上に、様々な税制でのメリットがみられます。

2つの制度では、住宅を買う際の費用にかかる贈与税の非課税枠が、普通よりも500万円分増えるという部分が共通点として挙げられます。

上記のメリットだけを見ると、長期優良住宅法の方がたくさんのメリットを得られる分、よりお得に感じるかと思います。

ただし、実際は一つに絞るのではなく、両方を利用することでかなり割安に家を購入することができるでしょう。
どちらも質が高い家の目安となるため、家の長寿化を見込めます。

こうした住宅は資産価値も非常に高く、また生活面でも快適に感じる部分は多くあるでしょう。

そのため、これから住宅を建てようと考えている方は、なるべくどちらの制度も利用できるように調整してみてはいかがでしょうか？

2つの制度の条件は被っている部分もあるため、被っている部分は問題ありませんが、長期優良住宅の場合、マンションのみに適用される条件があります。

もしもマンションに住むことを考えた時に、マンションのみに適用されるものを忘れないようにチェックしておきましょう。

より安く、より品質が良く家族が快適に過ごせる空間を作るためには、このような制度を利用することをおすすめします。