理想通りの土地を手に入れるには
家づくりを行う前に何からはじめたらいいのか、設計までに何を準備しておけばよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
この準備段階は、幸せな住まいづくりにつながる重要なステップです。
ここでは実際にどのような準備を行っていけばいいかをご紹介します。
はじめに土地探しをしてしまう理由
家づくりの準備として、一番最初に土地探しをはじめてしまう人が多いのは何故でしょうか。
まずおおよその総額を出して、家の予算を出します。
その差額から最後の土地探しというのが順序としては正しい気がします。
これは人間的心理として自然な行動であって、実際に土地を見ることで家のイメージがつきやすいからです。
土地が明確にわかると家やお金も考えやすくなりますね。
このことをよく理解している専門家は、土地と家のお金のバランスをよくするには、まずどんな家に住んでみたいか?を想像してみましょうとアドバイスしてくれます。
幸せな家づくりに成功した家族の特徴とは、建主の立場になって考えてくれる専門家との出会いが必ず存在するのです。
「土地はまだ決まっていないけど、だいたいの家の総額費用を教えてもらえませんか?」と聞いた時に、快く聞いてくれる専門家と一緒に家づくりを考えたいものですね。
ハザードマップとは?
ハザードマップという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、自然災害の被害を予測した地図です。
予想される災害や、被害範囲など、また避難経路や避難場所の情報を図示されたものです。
最近では「気に入っている土地があるのですが、ここは地盤が弱いと聞いたのですが・・・」、「ゲリラ豪雨による
被害が多いので、ハザードマップが見たいです」などの質問が多いようです。
ハザードマップは市町村にある役場で確認できます。
洪水になった時に浸水しやすい場所や、豪雨が続いた時に土石流の危険が考えられる場所なども示されています。
東日本大震災のように大きな地震が来た場合、どのくらいの高さまで津波が来るかなども確認できます。
ハザードマップを見ると、悩んでしまう部分もあるかと思いますが、土地の性質を知った上で購入することは重要です。
希望している土地のハザードマップが気になる人は、専門家に聞いてみるのもよいでしょう。