自分の家の工事現場に立ち会う際のポイント

自分の家がどんな風につくられているか見てみたい、という方は多いのではないでしょうか?

でもどんなタイミングで現場に行ったらよいのか、突然行って迷惑にならないだろうか・・・と色々考えてしまうことでしょう。

ここではどんなことをおさえて現場に行ったらよいのかをお教えします。

どんなタイミングで現場チェックしたらよいか

家づくりは着工してから完成するまで、数ヶ月という長い時間を要します。

この間に、いったいどのくらい現場に足を運ぶことができるのでしょうか。

何日かおきに頻繁に行けるという人はいいかもしれませんが、中には忙しくて見に行けないという人も多いのでしょう。

いつどのタイミングで現場見学に行けばよいのか、どんなところを見たらよいのかお教えします。

工事の流れは大まか分けると、以下のような流れになっています。

1.地縄張り ★
2.根切り・仮枠
3.基礎のコンクリート打ち ★
4.上棟★
5.屋根・配管工事★
6.外部の建具・外壁下地★
7.断熱工事
8.内装下地・電気・木工事 ★
9.内装仕上げ作業・外構 ★
10.竣工 ★

この中で★印のついている時期に立ち会いすることをおすすめします。

現場関係者の説明を受けたり、設計上に問題がないか自分の眼で確認することが大切です。

工事現場の雰囲気で、なんとなくうまく行っているかどうか伝わるものなので、工事がスムーズに行っているかどうかが読み取れるポイントにもなります。

最終的には信頼関係が源

最後の工程にある竣工とは、施主検査を行うことです。

どう検査をしたらよいか戸惑ってしまうこともあるかと思いますが、まずは仕上げ段階での目立った汚れやムラがないかどうか、建具の手触りや設備機器のチェックなどをチェックしましょう。

設計者や現場管理者と打ち合わせをする際には、事前に文章に残しておくことも大切です。

最後にその文章を読み返して確認しておけば、後々トラブルもなくスムーズに検査ができるでしょう。

施主検査の際に、突然検査をお願いされても無理があると思います。

しかし、ここは自分の知っている範囲でいいのです。

引っ越した後に気づいた不具合でも、すぐに対応してくれる関係を築いておけば問題ないのですから。

ですから着工する時から設計会社や職人さん達とのよい信頼関係を意識してください。