警視庁統計によると、勝手に家の中に侵入して窃盗を犯す件数は2003年から2012年までの間で減少してきているそうです。
しかし発生割合を考えてみると、約5分間の間に1件犯罪が発生していることになるので恐ろしいですね。
ここ最近の犯罪手口は過去よりも巧妙になってきていて、凶悪化になっている傾向があります。
ますます住まいに対しての防犯対策もしっかり考えていかなければいけません。
今回は、その対策内容を具体的に考えていきたいと思います。
■侵入手口の落とし穴!?
一戸建の侵入手口はガラス窓を割って入ったり、ドアをこじ開けて侵入することが一般的です。
しかしデータから判明したのは、窓やドアの鍵がかかっていない場所から家に入り込むという状況が多いようです。
ピッキングなどの手口はごくわずかでそれほど多くはありません。
ちょっとの時間だから、と戸締りをしないで家を留守にすることは非常に危険です。
普段から施錠する癖をつけておいた方がよいでしょう。
【侵入を防ぐためのポイント】
1.1階部分にある大きな窓は防犯ガラスを設置する
2.1階部分の窓は人が侵入できない小さな窓(約35㎝以内)を設置する
3.2階に侵入できないように配管がつくられているか
4.勝手口や窓には二重の施錠を設置する
5.泥棒が嫌がる光(センサー付照明)と音を設置する
6.なるべく家まわりには死角をつくらない
7.インターホンはカメラ付を設置し、訪問者が見れるようにする
以上のように家のあらゆる箇所に対して、不審者が侵入しないための対策があげられます。
家が完成してからではなかなか設置できない項目もあるので、家の設計を行なう時に合わせて考えた方がよいでしょう。
■意外と困る防災セットの置き場所
家の間取りを考える時に、非常食や防災道具をどこに置いておくか考える人はほとんどいないでしょう。
家が完成してから、どこに置こうかと悩み押入れや納戸など新たに配置するスペースを確保していることと思います。
こんな時におすすめな収納スペースは、床下です。
最近の家はべた基礎が多いため、床下のスペースが存在します。
この場所を利用して、邪魔にならずいざという時すぐに取り出すことができるのでおすすめします。
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