■メンテナンスについて考えていますか?

家づくりは、建ててしまえば終わりではありません。
その後もローンを払ったり、メンテナンスが必要になったりと続いていきます。
家を建てる時には、いかに快適に安全に暮らしていけるかが問題となりますが、家が建った後はどうですか?
快適も安全も大切ですが、経済の面でも心配事が増えていきます。
新築マンションは修繕積立金などがあり、今後のメンテナンスについてしっかりと計画してあります。
ですが、一戸建てはメンテナンス計画をしている人は少なく、後回しになっている人が多いようです。
後々の事も考えて、家のメンテナンスについてもしっかりと考えましょう。

■30年後の事を見通した家づくり

30年ローンや35年ローンの場合、ローンを払い終える頃にはいくつになっているでしょうか?
30歳で家を建てた場合は、30年後は60歳で定年を迎える時期になります。
30年後、家のメンテナンスについて考えているでしょか?
もしかしたら建て替えを検討しているかもしれません。
その際には大きな費用が必要になります。
毎月貯金出来ていれば問題ありませんが、後の事を考えないと家のメンテナンスに費用をかける事が出来なくなってしまいます。
なので、家を建てる際には30年先まで推測する事が必要なのです。


■長年使う設備選びは慎重に

30年後の事なんて考える事が出来ないと思うでしょうが、家づくりには大切です。
ローンを払い終える時期やその後の計画もそうですし、家の設備についても長持ちする物を選ぶ必要があります。
50年もつ家を建てるには、設備が大切です。
定期的にメンテナンスが必要になるとは思いますが、そのスペースを確保しておいたり、汎用品を選ぶ事も必要になります。
その他にも、外壁や屋根材のグレードを上げて丈夫な物にするだけで、メンテナンスの回数を減らす事も可能なのです。
例えば、給水管を50年もつ銅製品にするだけでも大きな違いがあります。
ハウスメーカーの標準設備は予算も変更がなく使えるので良いですが、少しお金を出すだけで今後のメンテナンス費用を抑える事が出来るようにもなります。
その事を考えて設備を選びましょう。