家づくりを始めた段階で、ハウスメーカーに見積もりをもらうと思います。
その価格が全体の価格ではないので注意が必要です。
実際にはそれ以上かかる事も予想出来ます。
あらかじめ把握しておく事で、後々パニックにならずに済みますので参考にして下さい。
■工事の際に見積書以外で掛かる費用は意外にたくさん
家づくりは本体価格だけでは建てられません。
見積もりの際に出された金額以外にも費用が掛かる場合があるのです。
まず工事前には契約書に貼る印紙であったり、確認の申請に必要な費用などの諸経費も必要になります。
ハウスメーカーによっては見積書に大体の金額が記入してある場合もありますが、無かった場合には自分で予算にプラスする必要があります。
その他にも工事が始まる前に近所の方に配る粗品であったり、仮住まいの費用やそこへ引っ越す費用も必要になります。
工事が始まると、地鎮祭や上棟式もあります。
最近では費用が掛かってしまうので、上棟式を行わない家庭も増えていますが、顔合わせをして挨拶など簡易的な上棟式を行う家庭もあるようです。
また、工事をしている最中に内容を変更すると別途追加変更費用が掛かる場合もあります。
また、毎日頑張って家を建ててくれる職人さんたちへのお茶やお菓子の差し入れなども費用が掛かります。
また、工事が終わった後にも費用は発生します。
登記や各種税金の他にインテリアや外構工事、新築への引っ越し費用などです。
■予算不足に注意しましょう
以上のように、意外にも多くの費用が実際には掛かってしまうのです。
ハウスメーカーによっては見積もりの際に記載されている場合もありますが、含まれていないのであれば、予算に盛り込まなければいけません。
予算不足にならないよう、事前に担当者に聞いたりし、計画を立てましょう。
また、地鎮祭や上棟式はお世話になる職人さんと顔合わせをする大事な行事でもあります。
お金がかかる事で躊躇しているなら、簡易上棟式を行う事も良いですし日頃からお茶やお菓子などを渡しに行くなど交流をする事で、家づくりに関して質問したりする事も出来るのでオススメです。