嫌なニオイを放っている家にはいくつかの特徴があります。
ニオイの強い家とは一体どのような原因があるのでしょうか?

■原因その1:布製品のインテリア

布というのはニオイを吸収しやすいので、インテリアで布を使う時は注意しましょう。
消臭機能がついているものや、洗える仕様のものを選んでこまめに洗うようにします。
布を使ったカーペット、マット、カーテン、ソファなどが家の中にどのくらいあるかチェックしてみてください。
特に猫や犬などのペットを飼っている家は、掃除を念入りに行いニオイの原因を無くすことが大切です。
消臭機能を備えたグッズはたくさんありますが、効果が短いものもあるので確認してみましょう。

■原因その2:湿気がたまりやすい

日本には季節がら梅雨というものがあるのでどうしても夏から秋にかけては家の中が高温多湿になってしまいます。
したがって嫌なニオイが出てしまう原因の1つになってしまうのですが、梅雨の時期に限らず湿気が多い家というのは存在します。
結露や土壌の水分によって年中湿気っぽくニオイを強くさせていることもあり、湿気はニオイだけでなくシロアリやカビなど家を傷めてしまう原因にもなるのでリフォームの際には湿気対策を行った方がよいでしょう。
結露は、断熱や換気が不十分であったり家の中の空気がうまく循環できないことで発生してしまいます。
リフォームの際に壁紙を剥がしてみたら下地にびっしりカビがついているということも珍しくありません。
もしもリフォームを検討している方は、壁面やサッシ、屋根裏、床下の状況を確認してもらった方がよいでしょう。

■キッチンの生ゴミや換気方法

キッチンはニオイの原因になりやすいものが溢れています。
生ゴミの処理を怠っていたり換気不足で調理しているのは、嫌なニオイが溜まりやすくなります。
調理時の煙がうまく外に排出できていないようであれば換気の意味がありません。
フィルターの交換時期でないか、吸気口が塞がれていないか確認しニオイがこもらないように対処しておきましょう。
生ゴミに関しては「環境配慮型ディスポーザ」という無臭で手軽に生ゴミを処理できる設備があるので取り付けてみてはいかがですか。