子どもがいるご家庭でこれから新しい土地で家づくりを検討中の方は、街選びも重要なポイントになってくるでしょう。
少しでも安心していられる街を選ぶために、どのようなことを考えていけばよいのでしょうか。
■街情報や地域の取り組みを知っておこう
知らない街に住むことは誰もが不安に思うことです。
ですから事前に地域に住んでいる人に聞いてみたりして情報を入手し安全な場所かどうか見極めましょう。
自治体のホームページには独自の安心条例や管理について具体的な対策を掲載しているところがあります。
教育委員会のホームページでは、子ども達の安全対策についてどのような取り組みを行っているのか具体的に書かれていることもあります。
このような自治体の取り組みを調査して、その街の風習を知っておくとよいでしょう。
■自分で実際に街を歩いてみる
人から聞いたりネットの情報に頼るだけでなく、自分が実際に現地に足を踏み入ることでわかることもあります。
橋の下や公園のトイレなどに落書きがしてあったり、収集日ではないのにゴミが出されていて、山積みに放置されているような場所であればよい環境とは言えません。
「犯罪が多発しています」などの注意書きがあれば、実際に犯罪が発生しているという可能性が高いので、落ち着いて暮らせる環境とは言えないでしょう。
■実際に住む場所が決まったら
子どもの安全確保のために通学路のチェックは行いましょう。
死角になる場所はないか、人通りがなく暗い道はないか子どもと大人が一緒に歩いて確認してみる必要があります。
通学路だけでなく、自宅の周辺や子どもの遊び場においても敷地内の様子を見てみましょう。
公園は全体の雰囲気やどんな人たちが利用しているかも大切なことです。
また、子どもが自宅から数分以内で遊びに行ける施設や公園があるかも事前に知っておくとよいでしょう。
不審者から子どもを守るために、自分自身が積極的に地域の人と関わりボランティア活動などに取り組むことも安全対策につながります。