引越しや家づくりで気になるのが子育てにおいてよい環境であるかということではないでしょうか。
街の行政や子育て支援だけでなく、雰囲気など色々なことに視点をおく必要があります。
ここでは子どもを育てるにあたり街選びをどのような観点から考えていけばよいのかご紹介します。

■最寄り駅が住まいからどれくらいか

自宅から10分圏以内のところに最寄り駅があるか、スーパーや商店街までの距離や営業時間も生活する際には重要なポイントになってきます。
子育てファミリーであれば、子ども向けの商品やサービスを提供している店舗があるかどうかも忘れずにチェックしましょう。
また、商店街では地域の人とどのように関わっているかでその街の特色を知ることができます。
小・中学生の子どもがいる家庭は、塾や駅周辺にある施設なども気にしてみてください。
また医療機関や図書館・体育館・児童館など子どもが利用するための公共施設が充実しているかも見落とさないようにしましょう。

■交通状況や街の安全性はどうか

交通量が激しい地域の場合は、横断歩道や信号があるかどうかは安全面として大切なことです。
道路の整備状況は自治体がどれくらいその地域に対して力を入れているかがわかるといえるでしょう。
公共施設への落書きや、道端にゴミが投げ捨ててあるようなマナーのない場所は住んでいる人柄が垣間見れるのではないでしょうか。
人通りが少なかったり、奥に入りこんでしまうような死角がある道は犯罪が発生しやすいので要注意です。

■故郷を思い描ける場所か

子どもの年代によって違ってきますが、子どもが育つ場所というのはその子の故郷となる場所です。
せっかくなら住んでいる街を好きになってもらいたいものです。
自分が住んでみて心地よいと思える場所は、きっと子どもにとっても好きな場所になるでしょう。
実用性だけではなく、綺麗な風景や心に残る場所があるかどうかも子どもの将来を大きく左右するのではないでしょうか。