最近では、ちょっとした書斎のスペースを取り入れた住まいが多くなってきました。
家具で間仕切りにして書斎スペースを確保したり、書斎だけでなく隠れ家的なプライベート空間を求める方も多いようです。
ここでは独自の書斎スペースを簡単工事で作ったり、書斎リフォームについて考えていきましょう。

■リビングや寝室の一画を書斎にする

リビングや寝室など今あるスペースを使って書斎の空間を作るのは、非常に手軽にできるのでおすすめです。
間仕切りに家具を使えば個室感がアップするのですが、あまりに高い家具を配置してしまうと孤立感が強くなってしまいますし、低くすれば個室感を味わうことができません。
非常に難しいのですが部屋を狭く感じさせない程度の高さ調整をしながら、落ち着きのある書斎スペースを考えることが大切です。
間仕切り家具は壁の厚みが生じるので、収納として活用できるのも魅力の1つです。
もしも普通のラックや書棚で間仕切りする場合は、地震対策には十分注意しましょう。


■ロフト部分を書斎に活用する

書斎は欲しいけれど、自宅にそんなスペースがないと思う方も多いでしょう。
しかし小屋根がある家であればその空間を利用してロフト型の書斎を作ることができます。
秘密基地のような空間で、来客や家族など誰にも邪魔されずにプライベートな場所に居座ることができるでしょう。
ただし、夏場など暑い時期は熱がこもりやすくなるので、屋根断熱や空調対策などしっかり考えておく必要があります・

■使わない和室を思い切ってリフォームする!

客間として和室を作ってみたものの、あまり使うことがなく納戸化してしまっているという方は思いきって和室を書斎の場所として再活用するとよいでしょう。
書斎というとイスとテーブルがセットになっているイメージですが、畳に座ってじっくり作業できるのも魅力的です。
大胆に半分は大型収納スペースにして、もう半分は書斎としてリフォームしてみてはいかがでしょうか。
意外と落ち着きのある雰囲気になり、趣味の部屋として有効活用できるかもしれません。