田舎暮らしをスタートさせるには何からはじめる?

人生のセカンドライフは「田舎暮らしをしたい」という人が増えてきています。
どんなスタイルで過ごしたいのか、趣味を活かすならどんな場所がよいのか失敗しないためには計画準備が大切です。
田舎暮らし計画をスタートさせるにあたり、どんなことに取り組めばよいのでしょうか。

■テレビやネットで地域の魅力に迫ってみる!

いつも何気なく観ていたテレビ番組も、「田舎暮らし」という視点で見方を変えると役立つ情報が意外と隠れているものです。
例えば、都道府県出身タレントが地元ならではのグルメやおもしろスポットを紹介する番組、田舎で知識やノウハウを教えてもらいながらサバイバル生活を送る番組など番組内容が多くなってきました。
インターネット環境があれば、自治体の移住情報や地域紹介ムービーなどを閲覧することもできます。
動画は写真や記事と違って、より臨場感があるので地元感にどっぷり浸れるのではないでしょうか。

■直接現場まで行ってみるのが一番!

情報収集で一番の決め手は、実際に田舎に飛び込んでみることです。
田舎候補が見つかったら、田舎体験イベントや、農家民宿など直接訪問することでリアルな生活を体験することができるでしょう。
家族がいる場合は、できるだけ全員で訪問しそれぞれの立場や視点で検討することが大切です。

田舎暮らしの真相とは?古民家のリアルな生活

都市を離れて、自然に囲まれながら田舎生活をしたいという人が年々増えてきています。
田舎暮らしは都市での生活とは違い、お金・人付き合い・住宅などあらゆる面が異質になります。
移住を検討中の方は、田舎暮らしの実態について事前に知っておきましょう。

■格安物件の落とし穴!?暮らしていく中で不便なところも

田舎暮らしといえば、古くから引き継がれてきた伝統ある古民家が人気です。
ガッシリとした大黒柱や梁、高くて広構造が特徴ですが、実際に暮らした場合はどうなのでしょうか?
最近は魅力的な古民家が破格の値段で売られています。
田舎暮らしを夢みる人にとっては期待もふくらむことでしょう。
しかし、古民家は一般の中古物件と違って築年数が古いので様々なトラブルが想定されます。
雨漏りやシロアリ、家屋の傾き、地盤変化、耐震性など法律にある基準をクリアしていない物件もあります。
その場合は当然、補強や補修工事が必要になるので格安で手に入れることができても、余計な出費がかさんでしまうこともあります。
また、夏は涼しくて過ごしやすくても冬の寒さが厳しかったり、暮らしてみて初めてわかることもあります。
昔ながらのたたずまいに憧れて田舎暮らしを始める前に、きちんと実態を知っておくことは重要なポイントです。