田舎暮らしにピッタリの家はどんな家?

田舎暮らしを決断したら、次に住まいの確保を考えなくてはなりません。
理想の住まいづくりのためには、設計家や建築家との正しい付き合い方が基本となるでしょう。

■田舎暮らしに馴染む家づくり

田舎暮らしはいかにも新築というよりも、昔からあったような風景に馴染んでいる外観を持った家が理想的ではないでしょうか。
ピカピカの建材や、ニオイ、先端の設備機器やスタイリッシュなデザインは田舎暮らしと少しかけ離れてしまいます。
初めて住むのになんだか懐かしい部屋、訪ねてきた友人が自分の田舎と錯覚してしまうようなくつろぎのある空間であることが望ましいでしょう。


■建築家と親しくなろう!

土地探しをしている中で、数か所の土地の選択に迷うのであれば、プロの建築家に同行してもらいインスピレーションで土地選びをしてもらうとよいでしょう。
ここは風通しがよいとか、土地が広く使える、家庭菜園には適している土地であるなどプロフェッショナルな視点から選んでもらうことができます。
建築家と親しい関係が築ければ、自分の希望の間取りや空間づくりを具体的に伝えやすくなります。
また、建築家側からもはっきりと意見を述べやすくなるでしょう。
わがままいっぱいな夢を遠慮なくぶつけることで、きっと理想の田舎暮らしが実現できるのではないでしょうか。

田舎暮らしにはエコ発電が理にかなってる?

地球環境問題によって、太陽光や風力発電など身近な資源を使ってエネルギーを実現することに注目されつつあります。
田舎暮らしでも活用できるエネルギー資源について考えていきましょう。

■太陽光発電は一般家庭向き

住宅の屋根に太陽光発電を設置して、暮らしに必要な電気を蓄えるエコ発電があります。
最近は寄棟屋根用、傾斜屋根用、陸屋根用以外にも屋根材型といって建物と一体化されている製品も出てきました。
太陽光発電は初期投資として200万円以上の費用が必要になりますが、エネルギー費用の心配は必要ありません。
設備後のメンテナンスも不要ですが、パワコンやメーターなどの部品交換は10年くらいを目安に交換する必要があります。
長期的に考えると、二酸化炭素や有害物質を出さずクリーンなエネルギーで利用できるので田舎暮らしにはおすすめです。

■風力発電にはそれなりの風量が必要

小型軽量で価格も手ごろなものが普及しはじめている風力発電は、自然の風を風車で回転させながらエネルギーを放出する発電方法です。
機器の働きを発揮できるくらいの風力があるかどうかが重要となるので、設置場所の周囲に障害物がないかなど風通しのよい条件を探すことがポイントとなってきます。
小型風車になると、風力に限りがあるため太陽光発電と併用して照明などに用いられることが多いです。