条件付き土地をお得に買いたい!
物件や土地探しをしていると「条件付き土地」という言葉を見かけることがあります。
この「条件付き土地」というのは、不動産会社からしてみると「早く売りたい!」と思っているものです。
「安い!」と思ったからと言ってすぐに手を出すのではなく、値引きしてもらえるよう交渉してみましょう。
■条件付き土地って何?
条件付き土地というのは、土地の売り主が全て施工業者を設定しているものを言います。
一般的には、売り主との間でまずは売買契約を交わし、そのあと施工業者を決めていくのですが、この条件付き土地の場合は全部決まってるというのが特徴です。
他にも、契約をするまでの期間ですが基本的には2年以内となっていますが、このケースは3か月以内に決定しないと契約破棄となります。
更に、土地と家の両方を買うということが必須条件になります。
■値引きはどうやってするの?
まず、売り主に施工業者をいくつかの中から選ぶことができるかを聞きましょう。
この時、複数選択可能という場合には相見積もりをしたいということをアピールしてみましょう。
他にも、見積りの詳細に金額しかない場合は、詳細を教えてもらったり、諸経費の内訳がどのようになっているのかの説明を受けましょう。
私道に接する敷地購入を考えるにあたり
私道に接している敷地を購入する時は、あらかじめ確認しておくべきことがいくつかあります。
ここでは具体的なポイントをみていきましょう。
■売主にトラブルの有無がないのか確認する
敷地の売主は、私道の使い方や通行に関するトラブルがあった場合、きちんと買主に説明しなければいけません。
実際トラブルが起きているのにそれを隠して売却してしまうと後々責任問題につながります。
買主に重要事項をしっかり伝えていない、不実告知しているなど重い罪を問われることになるので正直なことを述べてくれるはずです。
聞かなければ売主から伝えてくることはないので、自らトラブルがないか聞いてみましょう。
■私道を負担する面積について
私道に接している土地や敷地を購入する際は、私道を負担する面積も重要になります。
不動産広告では「私道込み面積」が記載されている場合と、私道面積を含めない面積が記載されている場合があります。
私道部分である面積は、建ぺい率や容積率を求める時の敷地面積に入らないので、これらの面積を混同しないで敷地部分だけの面積を正確に把握することが大切です。
自分が所有することになる面積以外にも、敷地部分の面積が不明確であることもあるので、購入する前に土地の実測をしてもらうようにしましょう。