無理のない返済額にしよう

住宅購入をする時に、予算決めからスタートしますがこの時「今現金で支払うことができる金額+「住宅ローン上限いっぱいで借りれる金額」で算出をしてしまうと、念願のマイホームが完成したあと今まで通りの生活ができなくなる可能性が出てきます。
では、予算決めというのはどのように行えばよいのでしょうか。

■手元に残すお金を算出する

今持っている全財産全てを住宅に捧げてしまうと、将来はもちろん家が完成したあと安定した生活を送ることができなくなります。
その為、最低限でも生活をする上で必要な費用プラス予備、それと新居に引っ越しをする代金は手元に残しておくようにしましょう。

他にも、子供の教育費や将来の為の蓄えをしている場合には、手を付けずに残しておくようにしましょう。

■借り入れ金額は返済できるかできないかで判断

住宅ローンを利用して、家を購入する場合借り入れ限度額いっぱいで借り入れをしてしまうと、家計への負担が大きくなってしまいます。
毎月の家計状況をみて「このくらいなら返済できる」という金額よりも少し少な目で考えて借り入れ金額を決めるようにしましょう。

無理のない返済計画を立てることによって、生活水準を変えることなく今まで通りの生活を新居でも行うことができます。

住宅ローン控除申請をしよう

■住宅ローン控除は?

住宅ローン控除は、2年目から申請できるので年末調整で控除されることになります。
確定申告する前年に住宅ローンから借り入れて購入した場合、住宅ローン控除の対象となり、控除が受けられるようになります。
きちんとした確定申告を行わなければ控除を受けることができなくなるので面倒に感じてもしましょう。
1年目は自己申告となります。
申告には期限があるので、早めに準備しておくことをおすすめします。

■必要な書類は?

まず確定申告をするための確定申告書が必要になります。
「確定申告書A(第一表と第二表)」と「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」を用意して、税務署に行き住宅ローン控除の申請と申し出れば書類をもらうことができます。
時間がなく税務署に行くことができない方は、郵送もしくは国税庁のサイトから確定申告書をダウンロードすることができます。
他には、会社員の場合、勤務先の源泉徴収票、金融機関等からの住宅ローンの借入金残高証明書、土地・建物の登記簿謄本、売買契約書または建築請負契約書、マイナンバーの本人確認書類が必要になってきます。
住宅ローンの借入金残高証明書は、借入している金融機関から送られてきます。