■保険付き住宅ローンとは?

現在は住宅ローンに生命保険が付随した、保険付き住宅ローンというプランも登場していますが、どのような仕組みなのでしょうか?
これは、住宅ローンと生命保険は一緒になったもので、現在ではこのようなプランがあります。

・三大疾病保障付き
・七大疾病保障付き
・八大疾病保障付き
・九大疾病保障付き
・11大疾病保障付き
・ガン特約付き

がん特約以外は、三大疾病が基本となりそれに該当する病気の種類を増やしたのが他のプランになります。
三大疾病とは、がん、脳卒中、急性心筋梗塞で、ここに高血圧性疾患、肝硬変、慢性腎不全、糖尿病慢、性膵炎などが加わります。
基本的には生活習慣病と呼ばれる病気となります。

これだけあると、どこまで加入したら良いのか分からない方も多いでしょう。
がんは日本人の2人に1人が診断されてしまうほど、身近な病気になりつつあります。
保証は多い方が安心ですが、保険料も異なってくるのでよく考えてから加入の検討してみましょう。
また、他に生命保険に加入している場合、何の病気が対象かを確認して、同じ保証内容にならないようにしましょう。
加入している生命保険と別の保証内容になるように選んでみると良いでしょう。

■住宅ローン付き生命保険の仕組み

住宅ローンに生命保険が付随しているタイプは、保証内容も様々でどれを選んだら良いのかわからないこともあります。
どの病気でどれだけ保証があるのかを確認してから加入しましょう。
保証内容は保険によって異なる場合がありますが、一例をご紹介します。
・がんと診断された場合住宅ローンがなくなる。
・就業不能な状態が1ヶ月以上継続的にある場合、返済額の最長12ヶ月が保証され、それ以降は住宅ローンがなくなる。
・急性心筋梗塞や脳卒中にかかり、この状態が60日以上継続的経過した場合は、住宅ローンがなくなる。

条件などは各金融機関や保険内容よって異なりますが、このように病気などが原因で住宅ローンの支払いが困難になった場合は、保障対象となることが多くなります。
また、免除ではなくお見舞い金として支給されることもあります。

■住宅ローン付き生命保険に加入したら

住宅ローン付き生命保険に加入したら、保険料は借入金利に上乗せとなる場合と別途保険料がかかる場合があります。
様々な金融機関によって金利も異なってくるので、毎月の保険料と保証内容を確認してから加入してみましょう。