火災保険に加入しよう!
火災保険を決める際にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。
それは、
・一戸建てかマンションか
・木造住宅か鉄筋コンクリート住宅か
ということです。
マンションの場合ですと、保証対象が自分の部屋のみとなりますので、建物全体に保険金をかける必要がありません。
ですから、保険料金が一戸建てよりも安くなる傾向にあります。
また、一戸建てにも同じように細かい区分があるので確認していきましょう。
■一戸建ての火災保険について
一戸建ての場合は家の『構造』によって細かい区分分けがなされます。
『構造級』という区分があり、耐火性の高い住宅の場合は保険料も安くなります。
反対に木造住宅などの耐火性の低い家は割高になります。
また特約を付帯すると、保証が手厚くなり万が一火災の被害を受けてしまっても、より充実した保証サービスを受けることができます。
■納得のいく火災保険を決めるコツ
これは火災保険だけにとどまらず、保険全般に言えることですが、実際に契約を結ぶまえには複数の保険会社から見積もりを貰う事を忘れないで下さい。
大手会社であれば金額に大きな差が出ることはありませんが、場合によっては保証金額に数万~数十万の差ができてしまうことも少なくないからです。
地震保険は火災保険のオプション
まずはじめに、『地震保険』は独立した保険ではなく、火災保険に付帯するかたちのオプション的な保険だという事を伝えておきます。
地震保険は法律によって、どの保険会社でも支払われる保険金には大差がありません。
ですので、地震保険を比較したい場合には付帯先の『火災保険』で比較する必要があります。
■『火災保険』で地震保険を比較する
現在加入している火災保険があったとします。
しかし、他社の火災保険の方が魅力的に感じたため乗り換えを検討しているといった場合には、どんなポイントを重視すればよいのでしょうか?
また2010年に損害保険会社が一斉に火災保険料の見直しを行いました。
これにより、乗り換えの際に重要になるポイントは以下の5つに絞られることになりました。
①地震保険にも加入すると、火災保険の総合タイプよりも保険料が安くなるか
②自宅を焼失した場合、時価ではなく再調達時の保険金が受け取れるか
③火災に遭った際に、その後の修理費用や残存物の片づけ費用が保証されるか
④床上浸水などの水災に遭った場合の保証が手厚いか
⑤最新設備(オール電化など)に適した保証になっているか
損害保険会社によってさまざまな特約やオプションがあるのでしっかりと確認が必要です。