注文住宅を建てる上で一番楽しみになってくるのが、間取りをどのようにするかというのを家族みんなで話し合うということです。
家を建ててから「住みづらい」「勝手が悪い」などと感じてしまい、変更したいと思ってもそう簡単にできるものではありません。
安易に変更することができないからこそ、失敗しないようにじっくりと間取りをどうするか検討する必要があるのです。

■間取り決めで失敗しないためには‥‥

・リビング
リビングというのは、家族全員がくつろげる空間にしなければいけません。
ここで一番失敗してしまうのが、テレビをどこに置くかということです。
最近のテレビは大型化していますので、引っ越しを機に大きなタイプにしようと思っている方も多いはず。
しかし、テレビの設置を考えず窓際にしか置けないといったケースもあり、日差しがどんどん入り込みテレビに反射する…といったこともあるようです。

・収納
収納は多い方がいいと思い、あちらこちらの収納スペースを確保してしまうという失敗があります。
たくさん収納をつくってしまうと、どこに何を置いたか忘れてしまったり、2階に収納スペースを確保すると歳をとった時苦労してしまいます。

間取りを決めるのは家族みんなの夢を語れるいい時間です。
しかし、全部を取り入れると不便さを感じる間取りになってしまうので注意が必要です。

光は方角ではなく間取りにあり!

周りの障害物が多く日当たりが悪い…こういった土地は絶対に買わないですよね。
少しでも日当たりが良く、いつも明るい光が入ってくるそんな土地がいいはずです。
うっかり、日当たりに関して全く考えずに土地を買ってしまうと、後悔してしまうので注意しましょう。

■南向きの土地がいいの?

南向きの土地は日当たりがいいと言われていることもあり、これが土地購入時の条件にしている方も多いです。
実際のところ、南向きが一番日当たりがいいのか…と言われると、そうでもありません。
ここで、間違ってはいけないことがあります。
あくまでも、南向きの土地であって、その日差しを利用した家づくりができるかどうかが重要になってきます。

■家の建て方が重要

いくら日当たりのいい南向きの土地を購入したとしても、その日差しを遮った間取りにしてしまうと、真っ暗な家になります。
これでは、どんな日差しのいい土地でも台無しになってしまいます。
土地購入後、どういった間取りにすれば日差しを有効活用できるのかを考えましょう。

このように、日差したっぷり浴びた生活が送りたい!という場合は、土地探しも重要ですが、間取りにポイントを絞り光がたくさん入る家づくりをしましょう。