自分のライフスタイルを考えてから住宅購入しよう
住宅を購入するにあたり、正しい選択をするためには購入後の流れや手順をよく理解することが大切です。
本当に購入して問題ないのかを見極めるために、どんなことが重要ポイントになってくるのでしょうか。
■周囲の影響で購入する
住宅購入は、人生の中の大きなイベントの一つです。
高価であるため、誰もが買った後に後悔したくないものではないでしょうか。
ですから、まず最初に本当に購入すべきかどうかよく考えてみることが必要です。
親にすすめられたから、周囲の人がみんな建てているから、など周りの意見に流されて購入することは危険です。
自分や家族にとってどうなのか、ということが第一優先になるのです。
■高額ローンができる環境であるか
住宅購入理由の多くは、親から独立するため、結婚、子どもの成長などがあげられますが、転職が多く安定した収入が得られない人は向いていないでしょう。
倒産するリスクが高い会社、異動や転勤が多い会社に勤務している人は高額な住宅ローンを抱えるには大きなリスクになります。
また、同じ場所に長く住むことが苦手な人や、貯金や節約が苦手という人も、住宅購入には慎重になるべきです。
収入が安定していても、家族の仲があまりスムーズにいっていないようでは、せっかく新築しても後悔してしまう結果になってしまうかもしれません。
注文住宅と建売住宅を選ぶならどっち？
■注文住宅はこだわりの住まいを実現
注文住宅はすでに決められたプランを選択するのではなく、設計から依頼をして理想どおりの住まいを施工会社に建ててもらう住宅のことです。
ハウスメーカーや工務店が設計と施工を全て行うこともあれば、建築家に設計と施工監理を依頼して、工務店が建築を行うパターンがあります。
注文住宅では法律に基づいていれば、好きな土地に好きな工法とデザイン、間取り、住宅設備、内装などを選んで建てることが可能です。
マイホームの夢やこだわりを盛り込めることが注文住宅で最大のメリットだと言えるでしょう。
ただし、注文住宅では土地を必要とします。
既に持っているなら問題はありませんが、土地を探さなければ注文住宅を実現することはできません。
土地の大きさや形、地域によって建てられる家の規模や形に制限があるので、エリアを優先するなら建築会社や建築士へ相談して実現できる家を把握することが大切です。
■土地＋住まいを買うなら建売住宅
建売住宅は土地と家がセットになって販売されている家です。
すでに家が完成されているのですぐに入居でき、価格も安くなっています。
しかし、完成状態なので理想的なデザインや間取りの物件が見つかる保証はなく、こだわりが少ないことがやや欠点です。
予算範囲で家が欲しい、すぐに入居したい場合には便利でしょう。
こだわりや快適さなど自由度を重視するなら、注文住宅の方が望ましいです。
